家族写真を残すこと。

2016年08月09日


皆さまこんにちは。
皆さまは「浅田政志」という写真家をご存知でしょうか?
彼は、僕の写真学校時代の同級生で、家族写真の可能性を教えてくれた大恩人です。
昔、大阪でギャラリーを運営していた時に、「浅田家」という作品を毎年発表してくれていました。そこで、毎年新作を見ながら、家族写真について色々話すコトがあり、今の「ドット・グラフ」の運営にもつながっています。

2008年AURACROSSが運営していた「GUILD GALLERY OSAKA」での浅田政志個展風景/トークショーにて

彼の作風を、皆さんの記念の日の撮影に、そのままつなげるコトは難しいかもしれないのですが、基本のところで、
「写真を撮る」そのもの、その時も「思い出」に残して、なにげない日常を「記念日」にしたい!
そんな風に思うようになり、このドット・グラフを始めました。
そんな想いを再確認するためにも、先日、奈良で開催されていた写真展を見てきました!

いやはや、やっぱり家族写真はいい!
そして、家族、仲間や友達とみんなで写るというのはやっぱり最高!そう感じました!
だから、ドット・グラフは、みんなで撮影できるように、少しだけ写真館さんとは違ったプラン設計になっています。
そちらは是非、プランページでご確認くださいm(_ _)m
 
さて、その奈良に行った日、素敵な家族写真を残している奈良の写真館さんにも見学に行かせていただきました。

こちらのヒラタフォトスタジオは、家族写真の自然な雰囲気をオシャレに残してくれるスタジオさんです。
家族写真を楽しめる工夫がたくさんあって、撮影するその日その時も思い出に残すという、私たちが目指すスタイルがしっかりと作られていました。
そのいいところをたくさん吸収させてもらって、福井の皆さまにも、楽しい撮影を楽しんでもらえるようにしていきます!
そんな、撮影の瞬間も楽しんで、思い出をのこしていく写真をご希望の方は、ぜひ一度遊びに来てください(*^^*)
お問い合わせはメールフォームやお電話でお願いします!
 
追記です。
浅田政志展「ほぼ家族。」の写真なんか、違和感ありませんか?
IMG_5517
 
写真にというより、展覧会場を写せているという事実に。これは、浅田政志展の時、作家本人の意向として撮影OKの標識を出しています。
美術館でのこの行為はなかなか出来ないのです。
いろんな意味があるのですが、たくさんの人に見てもらいたい!という作家本人の思いなのだと思います。
 
写真館というのはデジタル化になる前は「フィルム」という原版をプリントして「複製」していくことで商売をさせて頂いていました。それが、現代は「データ」という原版をプリントして「複製」するほかに、「データ」そのものを「複製」できる時代になっていったのです。
だからこそ、現在でも写真撮影後の「データ」を販売する事に抵抗の多い写真館さんはあります。
販売やプレゼントはしてくれるけど、1年後にデータのお渡しなどのスタジオさんもあります。
ここでの浅田政志の写真撮影OKという行為と私たちの「Dot.Graph」のデータもセットで販売する行為が一緒だとは思いませんが、データという原版をお渡しして、自由にSNSで公開してもらったり、自分たちでアルバムを作ってもらったりしてもらうことで、その瞬間にも他者とのコミュニケーションがうまれて、思い出に色を添えてもらえたらなと思います。

※撮影中などお電話に出られないことがありますので、ご予約やお問い合わせはメールまたはLINEをおすすめしています。